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次の取引について、下記の語群から勘定科目を選んで仕訳してください。
(1)受験予備校を経営している当社は、2月24日、来月開講予定の春期講習の受講料¥80,000を現金で受け取った。

(2)3月31日、本日決算日につき(1)の受講料を収益に計上する。なお、当該春期講習は、決算日時点で全体の半分まで進捗している。
(語群:現金・売掛金・未収入金・前払金・未払金・前受金・役務収益)

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【解答】 (1)
(借)現  金 80,000
/(貸)前 受 金 80,000
(2)
(借)前 受 金 40,000
/(貸)役務収益 40,000

【合格直結の思考】

(1)「来月開講予定」
=まだ、サービスを提供していない
=商品でいえば、注文を受けただけで、まだ商品を引き渡していない
・・・商品引渡し前に受け取ったお金=前受金
(2)「春期講習」=サービス
サービスの売上=役務収益
ただし、役務を履行した半分だけ、前受金から役務収益に振り替える

【合否を分けるポイント】

(1)収益認識基準と絡め、「サービス提供前に受け取ったお金=前受金」と変換できるか?
(2)サービス提供分だけ、前受金(負債)が減り、役務収益(収益)を増やす、という考え方を理解しているか?

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