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次の取引について、下記の語群から勘定科目を選んで仕訳してください。
ミナホ株式会社の横浜支店は、横浜支店負担の広告宣伝費Y80、000を福岡支店が現金で立替払いした旨の連絡を本店から受けた。次のそれぞれの仕訳を示しなさい。なお、当社は支店分散計算制度を採用している。
(1)本店の仕訳
(2)横浜支店の仕訳
(3)福岡支店の仕訳

(語群:現金・広告宣伝費・本店・横浜支店・福岡支店)

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【解答】
(1)本店の仕訳
仕訳なし
(2)横浜支店の仕訳
(借)広告宣伝費 80,000
/(貸)福岡支店  80,000
(3)福岡支店の仕訳
(借)横浜支店  80,000
/(貸)現  金  80,000

【合格直結の思考】

1.会社全体の仕訳は、
(借)広告宣伝費 80,000
/(貸)現   金 80,000
(広告宣伝費¥80,000を現金で支払った。)
2.全社の仕訳を、各支店に分解する。横浜支店では広告宣伝費という費用が借方に¥80,000、福岡支店では現金という資産が¥80,000減る(貸方)。
(2)横浜支店の仕訳
(借)広告宣伝費 80,000
/(貸)????? 80,000
(3)福岡支店の仕訳
(借)????  80,000
/(貸)現  金  80,000
3.横浜支店の貸方には、相手方の福岡支店(福岡支店に対する負債=貸方)
他方、福岡支店の借方には、相手方の横浜支店(横浜支店に対する債権=借方)
支店分散計算制度なので、支店間の取引に本店は介在しません。

【合否を分けるポイント】

(1)本店勘定と支店勘定の使い方を理解しているか?
(2)支店分散計算制度=支店どうしの仕訳で完結し、本店は介在しないことを理解しているか?

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