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次の取引について、下記の語群から勘定科目を選んで仕訳してください。
X2年9月5日、売買目的で、他社が発行する額面総額¥500,000の社債(年利率0.365%、利払日は9月末日と3月末日)を額面¥100につき¥99.40で購入し、代金は、直近の利払日の翌日から売買日当日までの期間に係る端数利息(1年を365日とする日割計算とする)とともに小切手を振り出して支払った。

(語群)現金・当座預金・売買目的有価証券・満期保有目的債券・その他有価証券・有価証券利息

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【解答】
(借)売買目的有価証券 497,000
(借)有 価 証 券 利 息    790
/(貸)当 座 預 金  497,790

【合格直結の思考】

1.社債でも「売買目的」で購入したなら売買目的有価証券

2.端数利息の問題の鉄則は、有価証券本体と利息を分けて考えること。まず本体部分は、額面¥500,000×99.4/100=¥497,000

3.次に利息。
額面¥500,000×年利率0.365%=年間利息¥1,825
年間¥1,825÷365日/年=1日あたり¥5
1日あたり¥5×158日(※)=¥790
(※)直近の利払日=3/31の翌日4/1から売買日当日9/5までの日数。
4月:30日+5月:31日+6月:30日+7月:31日+8月:31日+9月:5日=158日

【合否を分けるポイント】

(1)債券でも売買目的なら売買目的有価証券
(2)「額面¥100につき¥99.40」は、額面×99.4/100
(3)端数利息=額面×年利率×日数/365日
(4)直近の利払日の翌日から購入当日までの日数を正確にカウントできるか

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